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普通に溶かしたビスマス。
典型的な金属の外観。
ビスマスをカップに入れて、加熱します。安全のため、弱火で慎重に加熱します。溶けると色が変わってきます。酸化膜が薄いうちは綺麗な色ですが、厚くなるとグレーになります。ビスマスが全て完全に溶けたら、加熱を止めます。フォークなどを使って酸化膜を手早く取り除きます。
しばらく待つと、酸化膜にしわが寄ってきます。このとき、表面の温度は大体ビスマスの融点です。結晶は、これよりも大分低い温度で発生します。専門用語で言うところの、過冷という状態です。結晶は、カップの内壁と、溶けたビスマスの表面(酸化膜の裏)に発生します。
表面のものは、浮かんだ状態で、下向きに成長します。出来た頃合いを見計らって、これをピンセットで拾い上げます。拾い上げたら、トレーの上に置いて冷やします。ピンセットについたまま固まってしまったら、ペンチで取り外します。
できあがり。
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